みっちーブログ

サラリーマンの雑記ブログ

【英語】食べ放題レストランが儲ける仕組み(動画で勉強&リスニング)

f:id:michi-blog:20200822080439j:plain

(2020.8.22)

記事の概要

ビュッフェレストランのビジネスモデルに関するYouTube動画を通して英語のリスニング学習をします。

・動画の概要(と言うかほぼ全訳)をまとめていますので、英語を勉強していない方でも飲食業界の商売に興味がある方には参考になる情報があるかと思います。

※本記事が英語や飲食業界の勉強の一助になれば幸いです。

 

 

1.はじめに

本記事では、Business Insiderと言うYouTubeチャンネルにアップされている、「食べ放題レストランがどうやって利益をあげるのか」(How All You Can Eat Restaurants Make Money)と言うタイトルの動画を通して英語のリスニング学習をします。

動画をほぼ全訳していますので、英語学習者に限らず飲食業界の商売に興味がある方にも参考になる情報があるかと思います。

YouTubeチャンネル>

www.youtube.com

<動画URL>

https://www.youtube.com/watch?v=p_WjntaMORQ&list=WL&index=3&t=0s

 

2.紹介する動画の概要

次章に動画を埋め込みしておりますが、まずは概要をまとめます。以下をさらっと頭に入れてから映像を見ながらリスニングすると英語も入ってきやすくなるかと思います。

<概要>

(最初に食べ放題レストランのCM動画が流れる)

これらのレストランはすべて定額で食べ放題です。とてもお得に感じます。しかし、これらのレストランはどの様にしてお金を稼ぐのでしょうか?

ビュッフェ形式は一般的にお客の1人1人が同じ値段を払い、並んでいる料理をセルフサービスで取る形式です。お皿を取って→料理を取り→食べる、それを好きなだけ繰り返すのです。

 

-レストラン分析家のMs. Bonnie Riggsのコメント

食べ放題のレストランは1970~80年代に始まり人気を博しました。これらは家族で利用するレストランの走りの様なスタイルでした。お酒は出しませんが、手ごろな値段でたくさん食べる事ができます。」

 

人気のレストランチェーンがこのビジネスモデルで展開しています。Golden CorralやHome Town Buffetなどです。その他の食べ放題レストランは、何か一つの料理に特化しています、例えば中華料理やインド料理、珍しいタイプのピザの種類が豊富、など。

f:id:michi-blog:20200822093011j:plain

ビュッフェレストランの(経営における)経費削減要素は、ウェイターの数が少なくて済む事です。

 

-Riggs氏のコメント

「お客さん自らで料理を取ってテーブルまで持っていくので、料理を運ぶウェイターは必要ありません。」

 

しかしビュッフェレストランの戦略はそれだけではありません。灯台もと暗しですが、ビュッフェの料理の並びを注視してみて下さい。安い食材や炭水化物モノが最初の列にあるはずです。

 

-Riggs氏のコメント

「ビュッフェレストランは利幅の良いたくさんのメニューがあります。利益の取れるサイドメニューや炭水化物モノは全てメインディッシュの前に配列されます。ですのでメインを取ろうとする頃にはお皿がいっぱいになっている訳です。」

 

お客さんが食べられる以上の量を取らない様に、レストラン側は通常より小さいお皿を提供します。もしくは、炭酸飲料でお腹を満たしてもらう為に大きなドリンクカップを出すでしょう。

しかし、それが必ず成功するわけではありません。料理を重ねてたくさん取る人もいれば、もう一つお皿を取って更に料理を取る人もいます。

f:id:michi-blog:20200822093208j:plain

別の方法で、利益損失の問題を解決しているビュッフェもあります。

-Riggs氏のコメント 「ビュッフェレストランは利幅が小さいので、料理の質がそれ程良くありませんでした。」

 

Riggs氏はこの事(料理の質が良くない)は売上減につながると言います。1998年から2007年にかけて、食べ放題レストランは26パーセント減りました。しかしその間、レストラン全体の数自体は22パーセント増えていたのです。

食べ放題レストラン減少の理由は、カジュアルなレストランが一般的になった為です。例えば、Applebee's、TGI Fridays、Olive Garden、Outback Steakhouseなどです。これらのレストランは、特定の料理限定で、食べ放題をやっています。

 

-Riggs氏のコメント

「レッドロブスター(店の名前)の例を言うと、エビの食べ放題をやっています。値段は安いとは言えませんが、お客さんは払ったお金に対して良いものを食べていると感じます。食べ放題は、だいたい6週間限定のキャンペーンで行われるので、期間内に行かなくては、と言うある種の切迫感を感じさせます。

このキャンペーンの狙いは、(食べ放題目的で来た)お客さんに、他のものを合わせて注文させる事です。とにかくお客さんに来てもらって、満足して帰ってもらう事です。今のレストラン業界で上手くビジネスをする唯一の方法はロイヤリティ(ファンになってもらう事)だからです。」

 

通常より小さなお皿を出したり、安くて利益の取れる料理を最初に出したり、ドリンクで腹を満たしてもらってコストを抑えたりする等のやり方で、食べ放題レストランは他の一般的なレストランと同じ様にやっていき、集客する事が出来るのです。

 

・難解単語の対訳

All You Can Eat Restaurant:食べ放題のレストラン

buffet:ビュッフェ、食べ放題形式

hidden in plain sight灯台もと暗し、隠れているように見えて、実はすぐ見つかるような

carb:炭水化物 (carbohydrate の略、carboとも)

entree:アントレ、主要料理

→厳密なアントレの定義はWikipediaをご参照ください(アントレ - Wikipedia)。

 

3.字幕付きで動画を見てみましょう

上記の内容をさらっと頭に入れて、以下の動画でリスニングにチャレンジしてみて下さい。

動画内のキーボードの様なマークをクリックすれば英語字幕を表示させる事が出来ます。分からない所や聞き取れない所にとらわれるよりも、聞き取れて意味が分かる部分や面白かった部分に着目して、楽しむ事が大切です。

www.youtube.com

 

・感想

今回の動画の内容は気づきが多く興味深かったです。レストランではないですが、旅行や出張でホテルに泊まったりするとビュッフェ形式の食事が良くあると思いますが、確かに安そうな料理やお腹いっぱいになりそうなものは手前にあり、豪華なものは奥の方にあった気がします。あとやたらコーヒーをすすめられた記憶もありますが、その意図が今回の動画を通して分かった気がします。

英語の勉強になってうんちくも身について一石二鳥な感じでした。

 

4.英語勉強の為のお役立ちアプリ紹介

この様に、動画などで気軽に英語学習をしたい方におすすめのアプリを紹介します。

 

スタディサプリ ビジネス英語コース

「スタサプ!」のテレビCMでもおなじみのスマホアプリのビジネス英語コースです。

1回最短3分から、ドラマ形式やレクチャー形式で、スマホで手軽に実践的なビジネス英語を学習出来ます!

 

・RedKiwi(レッドキウイ)

今回の動画はこのRedKiwiと言うスマホアプリで見つけました。以下の記事で詳細に紹介しましたので、ご参照頂ければ幸いです。

michi-blog.hatenablog.com

クイズ形式の実践的リスニング学習とシャドーイングのトレーニングに特化したアプリで、多岐に渡るジャンルの動画を楽しみながら英語を学習出来るのでおすすめです。

 

以上になります。本記事が英語学習の一助になりましたら幸いです。

 

おわり