みっちーブログ

サラリーマンの雑記ブログ

毎月配当ポートフォリオを作ろう、米国株の大型銘柄で

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(2021.4.24)

記事の概要

・既に証券口座を持っていて投資をしている方に向けた記事です。

・サラリーマンでも給料以外の不労所得キャッシュフローを得たい、もしくは自力で年収を上げたいと言う方におすすめの記事です。

・米国株に興味がある方にぜひお読み頂きたい記事です。

 

  

1.はじめに

サラリーマンとして働き始めてかれこれ13年くらいになりますが、20代の頃は毎年給料がしっかり上がるし実家暮らしだったのでお金を貯めることが出来ました。しかし30代も中盤に入ってくるとお給料の伸びは鈍化、税金は高くなる一方だし、家賃などの固定費もどんどんかさんでいきます。

少しずつでもお金を増やしてゆとりを持ちたいと思い株式投資を始めました。金持ち父さん貧乏父さんじゃないですが、一流の資産を買って、時間を味方にしてお金に働いてもらうのは王道です。

本記事ではそんな王道の投資法のひとつ、「米国株高配当投資」をご紹介します。毎月配当金がもらえちゃうおいしいポートフォリオの組み方を紹介しますので興味を持って頂ければ幸いです。

 

2.毎月配当ポートフォリオとは?

毎月配当ポートフォリオとは、その名の通り、配当金が毎月入ってくるポートフォリオのことです。「そんなことが可能なの?」、「まとまったお金が必要なんでしょ?」、「損したらこわい」などと思われそうですが、決して難しくはありません。

なぜならアメリカ株の多くの銘柄が、1年に4回(四半期ごと)配当金を出しているからです。つまり、配当月の異なる銘柄を上手いこと3つ保有すれば、それだけで毎月配当金が受け取れるポートフォリオが完成するのです!

以下の章では個人的にお気に入りの米国株の銘柄をご紹介します。これであなたも毎月配当ポートフォリオをつくる事が出来ます。


3.個人的お気に入り銘柄の紹介

本章では個人的に気に入っている銘柄をご紹介します。配当月ごとに分けてご紹介しますので、組み合わせればあなたも毎月配当ポートフォリオを組むことが可能です。誰もが一度は耳にしたことがあるであろう超有名企業ばかりです。

 

・1月/4月/7月/10月配当

JPモルガン・チェース(JPM)

コカ・コーラ(KO)(※1)

アルトリア・グループ(MO)

フィリップ・モリス(PM)

※1:コカ・コーラ社の 配当月は正確には4月/7月/10月/12月ですが、便宜上このグループに入れさせて頂きました。

 

・2月/5月/8月/11月配当

プロクター・アンド・ギャンブル(PG):P&Gです。

AT&T(T)

 

・3月/6月/9月/12月配当

エクソンモービル(XOM)

マクドナルド(MCD)

VYM

VEU

 

個別銘柄ではないのですが、過去に以下の記事でご紹介したETFのVYMやVEUは、 3月/6月/9月/12月に配当が出ます。このグループは魅力的な銘柄が多いですが、VYM、VEUだけでも十分だと思います。

<関連記事>

michi-blog.hatenablog.com

 

・なぜ米国株なのか

ではなぜ米国株に投資をするのか、について考えていきます。以下にまとめます。

・年に4回配当金が出る銘柄が多くある。

・高配当を出し続けてくれる銘柄が充実している。(一流企業の経営者は高配当を出し続けてなんぼ、的な企業文化が米国にはある。)

アメリカの一流企業の株価は歴史的に右肩上がりで伸びている。

・参入障壁の高い業界の世界的なブランドが多いので、将来も安心して投資し続けられる。

日本の会社の株も魅力的に感じるものがとても多いです。しかし、日本企業の銘柄で、上記の条件を満たすものはなかなか見つからないと思います。よく、「自分の好きな応援したい企業に投資せよ」と言いますが、その企業の株が資産として一流のものでないと、どうしても株価の上がり下がりに感情を振り回され、結果としてその企業を嫌いになる理由が一つ増えてしまいます。

一流の投資先の例として、誰もが知っていて世界中で愛好されている飲料ブランドのコカ・コーラの株の値動きの歴史を見てみましょう。

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上述したお気に入りの銘柄たちの多くは、こんな風に右肩上がりのチャートを描いています。つまり、配当益と値上がり益をダブルで狙えるのです。


・ガソリンスタンド店員のおじさんの話

ここで、ロナルド・リード氏というガソリンスタンドで働いていたどこにでもいるアメリカの普通のおじさんの話をさせて頂きます。どこにでもいる労働者階級のおじさんの彼でしたが、2014年に94歳で亡くなった時、保有資産が日本円にして約9億円もあったのです!彼がそんな莫大な資産を築けたのは、37歳から始めた株式投資によるものです。

戦略はいたってシンプルで、節約→投資→配当再投資、一度買った株は決して売却しない徹底的なバイアンドホールドと配当再投資戦略です。彼が亡くなった際には95銘柄も保有していたのですが、その中には上述したプロクターアンドギャンブルAT&TJPモルガンなども含まれています!利確せず、いわゆるガチホをして配当をもらい続けて、それを再投資する戦略は王道の投資法の一つです。

 

4.メリット・デメリット

本章では米国株の高配当銘柄で毎月配当ポートフォリオを作り、配当を再投資することのメリット、デメリットをまとめます。

メリット

キャッシュフローを得られる。配当は小さな金額でも小遣い感覚で嬉しいものです。再投資しても、使っちゃってもOKです。

・米国の一流企業の株価は歴史的に見て右肩上がりのものが多いので、将来的に売却益も得られる。

・配当金で株を買えば、その分の株にも配当金が出るので、複利効果で雪だるま式に資産が増やせる可能性がある。

デメリット

・それなりの配当金を得るには大きな元手資金が必要。仮に配当が年率3%だったとしたら300万円投資しても年間9万円しか得られない。それを多いと見るか少ないと見るか。

・配当金には米国側、日本側で二重に課税される。米国側での課税に関しては確定申告すれば一部取り戻せるが、手続きが面倒。

・手数料が掛かる。目安としては、1回の購入につき、11~12万円以上の資金を一括して投資しないと手数料の分損するリスクがある。

・為替リスクがある。

・リスク軽減の為に銘柄分散するのががめんどくさい。銘柄選択自体もめんどくさい。

インデックス投資の方が効率が良い。頑張って個別銘柄を選んで投資しても結局市場平均に勝てない。

 

5.さいごに

本記事では、毎月配当ポートフォリオを完成させる為の米国株の高配当銘柄についてご紹介しました。

普通の会社員でも、給料以外のキャッシュフローが得られ、自力で年収が上げられるメリットがある一方、結局は市場平均にはそうそう勝てない、というデメリットもあります。要するに、最速で資金を増やしたいならS&P500などのインデックスファンドに投資するべきというありきたりな結論に行き着く訳です。最速でお金を増やす方法は既に答えが出ているものの、とても退屈で刺激が少ない為、意外と実践する人が少ないのでしょう。私もそうと知りながら色んな銘柄に手を出してしまっているので気をつけたいと思います。最後に私の米国株のポートフォリオをご紹介します。

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株式投資は自己責任でお願い致します。

おわり

<参考記事>

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