みっちーブログ

サラリーマンの雑記ブログ

チープカシオF-105WにKnot(ノット)のベルトを合わせてみた

(2023.12.29)

 

1.はじめに~チープカシオF-105W購入

チープカシオのF-105Wを購入しました。家電量販店で1,500円位だったと思います。クレジットカードのポイントが貯まっていたので、ポイントだけでお得に購入できました。お手軽にすぐ買えちゃう所もチプカシの魅力の一つだと思います。

 

購入した背景は今まで使っていたF-91Wを分解した際に電極をひん曲げて壊してしまったからです。F-91Wはビンラディンモデルの別名があり、チプカシの定番モデルで格好良いのですが、夜光ライトが画面の左半分位しか照らさず、夜の視認性が心許ないのが難点です。

今回購入したF-105Wのディスプレイは絶妙にダサい色味のブルーです。良く言えばレトロ感のある顔です。こちらを選んだ理由は液晶全体がバックライトで光る(ボタンを押している間だけ)からです。

暗闇での視認性が抜群で格好良いです。尚、チプカシではあるあるだと思いますが、ベルトが貧弱です。ペラペラふにゃふにゃしていて柔らかいシリコンベルトゆえ、チープ感が増しています。このチープカシオのF-105Wのベルト取付幅は18mmです。

2.Knotのストラップ取付幅(ラグ幅)は18mm

一方、日本のKnot(ノット)というマイクロブランドはメイドインジャパンにこだわった時計作りをしており、時計とストラップを自由に組み合わせられる様に販売されております。
Knotのストラップは全て18mmで統一されていますので、このF-105Wに寸法上は適合します。なのでKnotのストラップを合わせてみようと考えました。
Knotの社是は、「時計作りを通して日本の伝統技術を守っていく」ことにあり、日本の栃木レザーや伝統織物の技術を活かした時計ストラップを数々つくっています。Knotはこれを「Musubuプロジェクト」と銘打って、日本の伝統や技術をつなぎ合わせて時計づくりをしています。
私はこのコンセプトにとても感銘を受けたので、何かしらのKnotの製品を買いたいとずっと思っていました。ベルトのみというミニマムな形ではありますが、Knotのストラップを買って、チプカシに合わせてみました。

こちらはチプカシの標準ストラップです。既に外した後の状態で見づらくて申し訳ないです。こちらはやはりチープで薄くて、使っているうちに加水分解などで劣化して引きちぎれる事が良くあります。

今回Knotのシリコンストラップを購入し、F-105Wに付けてみました。

このシリコンストラップももちろん日本製で、埼玉県のシリコーンテクノという会社が手がけています。他社製品と比べて引き裂き強度や耐久性に優れ、表面がさらさらと手触りがよく、しなやかで美しく作られています。

 

3.チプカシ×ノット着用イメージ

チプカシのストラップをKnotに替える事で、少しフォーマル度が少し上がったと思います。メーカーサイトの説明やイメージ写真でも、ジャケットに合わせて付ける事を想定したストラップで、汗をかく夏場のビジネスユースにも宜しいかと思います。

表面の美しさもさることながら、裏面にボツボツのエンボス加工が施されており、汗対策もあり腕への肌馴染み良く心地よいです。付属のストラップはスポーティーだしチープ過ぎてスーツに合わせる事は考えられませんでしたが、これならスーツにもギリ合わせられそうです。
何よりの利点は長袖の袖口の中に納まる9.6mmという薄さです。同じカシオでもジーショック等は格好良いのですが厚いみがネックで、長袖ドレスシャツの袖口に収まらずにはみ出してしまいます。賛否両論ある所だと思いますが、私は袖の中に収まる腕時計を好みます。
バックルにはKnotの結び目マークがついていて、気が利いていて嬉しくなります。

このシリコンバンドはしっかりしていて、厚みあるのが高級感につながっています。しかし、その厚みのせいでベルト取り付け部がぴちぴちできつくなってしまいました。

腕に付ければ気にならないので良かったですが、F-105Wのラグ上部のスペースが狭いため、厚みのあるKnotのシリコンストラップが擦れます。動かすと表面コーティングが少しづつ剥がれて白い粉が出ます。使っている内にいい感じに削れて馴染んでいく事を望みます。
早速試しにシャツとジャケットを着て、チプカシ×ノットを合わせてみました。

これならギリギリありかなと思えて個人的には納得のレベルです。ストラップの質感がいい仕事してる感じです。

4.さいごに

私は腕時計が好きなので、Knotの存在は知っていましたが、ガイアの夜明けで特集されていたのを見て、非常に感銘を受けました。「手に届く価格のメイドインジャパンの腕時計を」という社長の遠藤弘満氏の努力に感動しました。人件費の高い日本では下火になった時計文字盤の製造技術を復活させて、機械式時計を作っていく様子がガイアの夜明けで特集されていました。今後もKnotの腕時計づくりから目が離せません。
今回のシリコンストラップはKnotのお膝元である吉祥寺の店舗で購入しました。この記事のトップのアイキャッチ画像は、吉祥寺店近くにあるKnotのオフィスの入口で撮影したものです。

今回はストラップのみというミニマムな形ですが、Knotの素晴らしい商品を手に入れられてとても良かったですし、メイドインジャパンの品質の高さに非常に満足しております。所有しているという事だけで喜びを感じられます。

最後まで記事を読んで頂きありがとうございました。

おわり