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軟水、硬水の違いと良質な水分補給水の大切さ

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(2021.6.27)

記事の概要

・誰もが毎日飲む「水」。その大切さについてまとめます。

・軟水と硬水の違い、効能の違い、選び方が分かります。

・具体的なミネラルウォーターの商品名も出しながらご紹介していきます。

 

 

1.はじめに

本記事では、誰もが毎日飲む水の大切さについてまとめます。意外と知らない軟水と硬水の違い、その効果の違い等を解説していきます。具体的なミネラルウォーターの商品名も出しながらできるだけ分かりやすくご紹介していきます。

先日Twitterでつぶやいた以下の書籍で学んだ事と私自身が試した結果を元に、まとめていきますのでご参考になれば幸いです。


※参考書籍

「水は最強の栄養ドリンク: 正しい飲み方・選び方がわかる本」 Kindle版(2020/7/23)、楠 哲郎 (著)

 

2.水を飲む事の意義

「水を飲んだ方が良い」というアドバイスは誰もが耳にした事があるありふれたものだと思います。でもなぜ水を飲んだ方が良いのか、理由の説明まで聞いた事がある人は少ないのではないでしょうか。本章では水を飲んだ方が良い理由を考察します。

ヒトの体の60パーセントは水分です。飲んだ水の他、細胞に含まれる水分やリンパ液などなど、様々な形の水分です。その体内の水分が1日に2.5リットル入れ替わるそうです。飲み物、食べ物、体内で代謝などによって生成される水分によって、失われた水分を補っていくわけです。

水分が体内をめぐる時、体内に栄養を運んでくれたり、老廃物を流してくれます(新陳代謝)。良い形で水分を取れば、以下の様な効果が見込まれます。

良質な水分補給をする事の意義

代謝の改善→便秘改善、血液さらさら、ダイエット効果、情緒の安定、アンチエイジング、体質改善など。

✅ミネラル、マグネシウムカリウムの補給

※体内の水分のバランスが崩れてミネラル、マグネシウムカリウムが不足すると身体のだるさや肩こり、冷え性などの原因になります。

✅お茶やコーヒーなどのカフェイン飲料やアルコール飲料は利尿作用があり、むしろ体内の水分が余計に奪われてしまう。良質な水分補給をする事が、上記の効果を得る為には重要。

 上記の事から、原因不明の謎の不調の症状の原因は水分補給の仕方にあるのかもしれません。水分補給は健康になる土台ですので、見直してみる事をおすすめします。

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・飲む量の目安

では、良質な水分補給をする為に、どれくらいの量の水を毎日飲めば良いのでしょうか。目安としてはずばり、体重(kg)×30ミリリットルです。体重50kgの人であれば、1.5リットルです。

 

・飲み方、タイミング

飲み方とタイミングの注意事項として、一気飲みは控えましょう。朝コップ一杯、食事と共に一杯、寝る前に一杯といった感じでこまめに水分補給しましょう。

 

・なるべくミネラルウォーターを飲みましょう

なるべく市販のミネラルウォーターを飲む事をおすすめします。水道水の場合は、5分位沸騰して煮沸したものを冷ましてから飲む様にしましょう。温度は常温がおすすめ。ひとくちにミネラルウォーターといっても様々な商品がありますので、次章以降でそれを考察していきます。

 

3.軟水、硬水の違い

市販のミネラルウォーターは色々なものがあり、パッと見では何が違うのかさっぱり分かりません。本章では軟水、硬水にざっくりと分けてその違いを見ていきます。

辞書的に説明すると、軟水は水1リットルあたり硬度120mg未満、硬度120mg以上が硬水です。ミネラルやカルシウムの含有量で硬度が決まっています。

普段何気なく買っているミネラルウォーターも良く見ると硬度が書いてあるはずです。以下は一般的に見かけるサントリー南アルプスの天然水。硬度は10~80mg/Lで軟水です。

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軟水とは

まずは軟水から説明していきます。日本は軟水が多いので、あなたが普段何気なく口にしている水もおそらく硬水ではなく軟水だと思います。

日本は山と平地の高低差が激しく、水が早く流れていく為、水がミネラル分等を吸収する時間が短いので、日本の水は基本的に軟水なのだそう。※後述する硬水はヨーロッパに多いです。以下に軟水のメリットとデメリットを挙げていきます。

 

軟水のメリットとデメリット

軟水の利点と欠点を挙げます。まずは良い方から。

軟水のメリット

・口あたりがまろやかで飲みやすい。

・お腹にも優しい。赤ちゃんに飲ませるにも安心。

・料理、特に和食に使用すると美味しくなる。

・日本では手軽に手に入る。商品も豊富だし安い。

軟水のデメリット

・ミネラル、カルシウムの含有量が硬水に比べて少ない。

・飲みごたえがない。

・日本は水道水も軟水。飲んでもあまり身体の変化等を感じづらいかも知れない。

 

軟水の代表的な製品

以下は軟水のミネラルウォーターの製品例です。どれもお馴染みのどこででも手に入るものかと思います。

南アルプスの天然水(硬度10~80mg/L)

 ・いろはす(採水地が6か所あるが、どこのものも硬度100mg/L以下の軟水)

クリスタルガイザー(アメリカ、採水地により硬度38mg/Lのものと67mg/Lのものがある)

硬水とは

続いて硬水のご説明。先述の様に、硬水はヨーロッパに多いです。ヨーロッパは山と平野の高低差が緩やかな場所が多い為、水がゆっくり流れていく過程でミネラル分やカルシウムをしっかり吸収する為、高い硬度の水が生成される訳です。日本で手に入る硬水は外国製のものが多いです。以下に硬水のメリットとデメリットを挙げていきます。

 

硬水のメリットとデメリット

硬水の良い点とそうでない点を見ていきましょう。

硬水のメリット

ミネラルやカルシウムが豊富に含まれている。

・便秘解消効果、ダイエット効果、美肌効果など、様々な健康効果が期待される

硬水のデメリット

・飲み口が硬く、喉に引っ掛かる感じがある。

・合わない人は飲みすぎると下痢したり、肌荒れしたりする。

・飲みすぎるとカルシウム過多になる恐れもある為、腎臓が悪い方などは要注意。

・日本では入手しづらく値段も高い。

 

硬水の代表的な製品

やはり硬水はヨーロッパのものが多いです。以下に代表的な製品例を挙げます。

コントレックス(フランス、硬度1468mg/L)

ゲロルシュタイナー(天然炭酸水、ドイツ、硬度1310mg/L)

ヴィッテル(フランス、硬度315mg/L)

4.個人的に感じた効果と感想

私自信が実際に上述のミネラルウォーターの幾つかを試して感じた効果を書いていきます。

・硬水のコントレックスを試した。飲みすぎるとお腹がゆるくなって下痢気味になるが、適度に飲めば肌の新陳代謝が良くなる。肌がプルップルになって髭剃りが楽になった。女性であればきっとメイク乗りが良くなるんだろうと思う。

・軟水はまろやかで飲みやすい。

・硬水をあまりたくさん飲むと下痢気味になるので、自分は朝と寝る前の一杯を硬水、それ以外は軟水を飲む様にした。それが丁度いい感じでした。

・コンビニ等では硬水がほとんど売ってない。ドラッグストアやセイジョー石井等のちょっといいスーパーに行く必要がある。

・硬水の採水地はフランスが多い。

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5.さいごに

記事内では挙げられませんでしたが、市販のミネラルウォーターの硬度をリスト化したサイトを以下にご紹介します。

※参考サイト:水の硬度一覧

https://www.tsuji.ac.jp/oishii/recipe/pain/viva/image/list.pdf

 

水にこだわるなんて意識高い系かよ、と思われそうですが、探してみると色々な商品があり、採水地と水の硬度の関係を調べたりするととても面白いです。普段口にしない硬水を飲んだら明らかな身体の変化も感じられた(私の場合肌荒れが改善した)ので、自分に合う水の飲み方を見つける事はとてもおすすめです。本記事がお役に立てば幸いです。

 

おわり